藤沢市を拠点に活動する女声合唱団「アンサンブル藤沢」が4日、県立音楽堂(横浜市西区)で開催された「第20回かながわヴォーカルアンサンブルコンテスト」で総合3位を受賞した。県合唱連盟などが主催し、今年は県内などから計43団体が参加。アンサンブルや音楽性の高さが、審査員から評価された。
コンテストでは、女声や混声など5つの部門別審査で、上位入賞した9団体が総合審査に進出。声楽家や指揮者らがつけた評点などをもとに総合1〜3位や審査員特別賞などを選んだ。
同合唱団は1997年に藤沢ジュニア・コーラスのOGを中心に発足。現在20〜40代の12人のメンバーが、毎週藤沢公民館などで練習を積んでいる。
コンテストでは部門別で『サルベ・レジーナ』など宗教曲、総合では『にっぽん昔ばなし』などそれぞれ2曲を歌い上げた。部門別で金賞、総合3位受賞は昨年に続いて2年連続で、団長の滝井桂さんは「技術力ある団体や若い世代の出場も多いなかで、結果が出せたことは素直にうれしい。今後の励みになる」と話した。
同合唱団は6月に県合唱祭にも参加する予定。「練習の成果をしっかり出し切りたい」と意気込んでいる。
特別賞に湘南高「花組」
湘南高校合唱部「花組」=写真=が同コンテストジュニア部門に出場し、審査員特別賞を初めて獲得した。
花組は男女の4部構成、20人で歌唱。部門別審査で『こころようたえ』、総合審査では『ベツレヘムに幼子が生まれる』を披露。総合審査では審査員から上位団体に次ぐ高評価を得、総合4位につけた。
部長補佐の赤治実樹さん(高校2年)は「レベルが高かったが、歌の持つ力を表現できたと思う。次は、今年度の集大成である定期演奏会が今月21日にあるので成功させたい」と語った。
同部からは「柳組」も出場し、総合審査で7位に選ばれた。
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