コートで指導する大山さん（＝12日、湘南工科大付属高）
女子バレーボールの元日本代表で、２００４年のアテネ五輪に出場した大山加奈さんがコーチを務めるバレーボール教室が12日、湘南工科大学付属高校で行われた。男女バレー部の21人が参加し、プレー中の心構えや練習方法などを学んだ。
大塚製薬が部活動に励む中高生を応援する「エールキャラバン２０１８」の一環。この日は大山さんが全日本時にも取り組んでいたというボールを２つ使った試合形式のラリーなどを行い、約１時間汗を流した。
大山さんは「ボール、選手、コートを良く見て。目を使うともっと上手くなる」とアドバイス。参加した女子キャプテンの小島彩花さん（２年）は「普段と違う練習で新鮮だった。今後も練習に取り入れたい」。この日は同校１・２年生が参加した講演会「練習で泣いて 試合で笑う」も行われ、男子部長の美濃輪創さん（同）は「選手としてだけでなく、人として学べることがたくさんあった」と振り返っていた。
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