操縦を教える海保員と望遠鏡をのぞく参加者
江の島（湘南港）みなとまちづくり協議会による海上パトロール体験が今月16日と17日に湘南港江の島ヨットハーバーで行われた。江の島や海の良さをアピールするために開かれた「江の島ハーバーフェスティバル」の一環。当日は北風が強く、どんよりとした天気となったが子どもから大人まで20人が海について学びながら乗船を満喫した。
この日は巡視艇「うみかぜ」で湘南港を出発。30分ほどかけて江の島周辺をまわった。海上でのルールや安全に対する心構え、巡視艇の役割などが説明され、参加者は興味津々に耳を傾けていた。実際に船の操縦席に座り、手順を教わりながら操縦士気分を味わった。
参加した鵠沼在住の小学３年生の女の子は「楽しかった。操縦席でのコンパスがすごかった」と興奮した様子で話していた。湘南海上保安署の和田聡明署長は「みんな楽しんでくれたみたいで良かった。ルールを守り、安全に海を楽しんでくれたら」と話した。
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