藤ヶ岡中学校サッカー部が8月19日から鳥取県で行われた「全国中学校サッカー大会」に出場した。同部の全国大会出場は7年ぶり2度目。優勝の大本命と目された強豪を相手に初戦で敗れたが、全国の舞台で全力を尽くした。
公立校ながら、市や県、関東などを勝ち進み、全国から32校が出場する同大会に進出。初戦はこれまで4連覇を達成していた絶対王者「青森山田中学校」だった。
前半は相手にプレッシャーをかけながら守りを固め、ゴール前でチャンスを作らせないプレーを徹底。その結果うたれたシュートは2本。逆転の可能性を残し、0対2で前半を終えた。
1点決めようと臨んだ後半戦だったが、開始早々、3、4点目を続けざまに決められ集中力が途切れた。攻撃が不調になりミスから、さらに失点を重ねてしまった。結果は0対6で大敗を喫し無念の初戦敗退。「とにかく悔しい」と主将の川島太成さんは唇をかんだ。
全国大会へ出場できた一番の要因は団結力。「メンバーはもちろん、保護者や地域の人が一丸となった全国出場」と大橋賢也監督は振り返る。
新チームになった頃は、コミュニケーションがうまく取れず息が合っていなかった。しかし、試合を重ね、負ける悔しさを共有するうちに自然と絆が深まり、最後は全国大会優勝という共通の目標に向かって突っ走った。「今までにないくらいベンチからも声が出ていた」と監督は話す。
大橋監督は今後に向けて「新チームでも『打倒青森山田』のため、上を目指す」と意気込んだ。
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