県内では初となる公道での自動運転バスの実証実験が6日、江の島で始まった。小田急電鉄(東京都)と小田急グループの江ノ島電鉄(藤沢市)、県が連携。同日、出発式が行われ、関係者らが乗り心地などを体験した。
実施区間は島内に臨時設置された「小田急ヨットクラブ」から江の島大橋を渡り、「江ノ島海岸バス停」までの約1Km。8人乗りの小型バスが衛星利用測位システム(GPS)を利用し、最高時速30キロで走る。
自動運転の技術レベルには5段階あり、今回実施したのは「レベル3」。発進や路上駐車の回避などは運転手が操作したが、それ以外の走行や停車はシステムが担った。
初日は黒岩祐治県知事や鈴木恒夫藤沢市長らが試乗。黒岩知事は「大変スムーズ。2020年の東京五輪には運転手が乗車しない『レベル4』を目指したい」と述べた。
実験はセーリングワールドカップ(W杯)シリーズ江の島大会に合わせ、16日まで一般公募のモニター約450人の体験乗車が予定されている。
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