湘南信用金庫(石渡卓理事長)と小田急不動産(金子一郎社長)、日本保証(上村憲生代表取締役)の3者は先月28日、協業に関する協定を締結した。藤沢鎌倉エリアを対象に、空き家問題など地域課題の解決を図りながら経済の活性化を目指すという。
人口減少や高齢化に伴う空き家率の上昇は全国的な課題となっており、同信金によると県内の空き家は約48万6千戸、空き家率は平均で11・2%にのぼる。藤沢・鎌倉の両市も同等の割合で、高齢者が施設入居したり住居を貸し付ける際、空き家とならないよう金融と不動産の両面からサポートする。
今月22日にリニューアルオープンする、藤沢駅南口の「ODAKYU湘南GATE(ゲート)」(旧小田急百貨店)内の小田急不動産の店舗内に相談デスクを設置。空き家や住み替えのほか、起業・創業支援にも応じる。
今後、湘南信金と小田急不動産が共同でセミナーなども開催。支援を後押しする考え。
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