藤沢翔陵高校(金子好幸校長)では、普通科3年生の総合学習で、関東学院大学法学部の学生とともに「救急車の不正利用問題」をテーマに議論を重ねている。5月31日の授業は、講義や調べ学習から導き出した課題をもとに、解決策を探る時間。グループで一人ひとりが意見を出し合い、考えを模造紙でまとめ、全生徒で共有した。
この授業は高大連携事業の一環で、関東学院大学法学部教授出石(いずいし)稔教授のゼミ生が高校生をサポート。なかなか意見が出ない生徒には寄り添いながら一緒に考え、どんな意見も否定せずに話し合いしやすい雰囲気を作り出している。この日は、民営化、救急隊の増員、介護予防、広報、罰金制などのキーワードが挙がり、今後長所短所を考えながら、意見をまとめていく。出石教授は、「高校生の自由な発想に期待しあえて難しいテーマを選んだが、意欲的に取り組んでいる」と話した。
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