藤沢市のふるさと納税に、一風変わった返礼品が登場した。江ノ電300形が実際に使用した行先板プレートと稼働中の写真、列車運行図表(ダイヤグラム)の3点セット。お値段(寄付金)は15万円也――。
市が返礼品提供開始2周年を記念して用意した。「藤沢〜鎌倉」間の行先を示すプレートは横73cm×縦16cmのアルミ製。1956〜68年にデビューし、現在1編成2両のみが残る300形が今年1カ月間、先頭に取り付けて走ったという。同形は江ノ電の顔として人気といい、全国のファンから注目を集めそうだ。
この日記者会見でPRした同電鉄の中沢俊之さんは「全国の鉄道ファンの皆さんから応募してもらいたい」、鈴木恒夫市長は「企業とコラボした藤沢らしい返礼品になったと思う」と話した。
先着10セットでシリアルナンバー付き。ふるさと納税サイト「さとふる」から申し込む。受け付け開始は10月14日午前10時から。
市はふるさと納税の”赤字自治体”で今年度の流出額は約9・5億円。地元ならではの商品でPRしようと、現在121品が登録されている。
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