神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2020年4月10日 エリアトップへ

いすゞ自動車×ユーグレナ 燃料は「ミドリムシ」 シャトルバスが運行中

経済

公開:2020年4月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
湘南台駅東口から工場まで約14分で運行
湘南台駅東口から工場まで約14分で運行

 いすゞ自動車(株)(東京都品川区)と(株)ユーグレナ(同港区)は、軽油と同等の性能を持つ次世代バイオディーゼル燃料が完成したと発表した。いすゞの藤沢工場(土棚)と湘南台駅を結ぶシャトルバスで4月1日から導入している。

 両社は2014年、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を原料とするバイオディーゼル燃料の実用化に向け共同研究契約を締結し、開発した燃料でシャトルバスの定期運行を開始。当初の燃料は、従来型のバイオ燃料と同様に酸素を含んでいたため、高濃度での利用はエンジンや車両への負荷が高く難しかった。完成した燃料は酸素を含まず、従来の軽油を100%代替できるという。

 ミドリムシは体長0・05mmの小さな藻の一種。光合成でCO2を吸収し、成長する過程で油を作り出す。燃料はこの油と学校や家庭で使い終わった廃食油の再利用で構成される。燃料から排出されるCO2は、もともとミドリムシが吸収していたもののため、環境負荷が限定的という。また、培養に農地を必要としないことから、トウモロコシやサトウキビなどが原料のバイオ燃料と異なり、食料と競合しないエコな点が特徴だ。

 シャトルバスは無料の送迎バスで、平日に約16往復。社員送迎のほか、いすゞプラザへの訪問や工場見学などで一般客も利用することができる。

 供給量の問題から、現状のバス運行で新しい燃料は含有率100%で使用していない。ユーグレナ担当者は「バイオ燃料の混合率はこれから増やしていくところ。生産量を増やし、できるだけ早く安定供給を目指したい」としている。

ふじさわ湘南ロータリークラブ

藤沢の子どもたちの成長を応援します

https://fujisawa-shonan-rotary.org/

タカギフーズ

子供たちの未来に笑顔と安心を

https://takagi-foods.com/

NPO法人紙芝居Project

日本の伝統文化紙芝居の発展へオリジナル紙芝居制作、紙芝居支援を

https://www.kamipro.info/

(公財)藤沢市みらい創造財団

笑顔あふれるみらいを応援します

https://f-mirai.jp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

周遊チケット販売再開

江の島

周遊チケット販売再開

二次元コードの新形式

5月6日

楽しみいっぱい、こぶし祭

楽しみいっぱい、こぶし祭

今年はキッチンカーも

5月4日

「妄想キャンプ」不思議な魅力

辻堂の星野さん開発アプリ

「妄想キャンプ」不思議な魅力

密かな人気で3万ダウンロード

5月3日

郡の中心から商業の街へ「長後」

旧モーガン邸でアートフェス

夕暮れの境内オペラの響き

夕暮れの境内オペラの響き

11日、無料コンサート

5月3日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook