日本大学生物資源科学部=亀井野=に今年入学した鳩貝潤さん(18)が、長後こども食堂=高倉=で6月上旬に行っていた昼食支援のボランティアに参加し、クラウドファンディング(CF)を立ち上げた。
鳩貝さんは4月から食品ビジネス学科に入学したが、新型コロナウイルスの影響で、前期の授業は全てネットによる授業になり、まだ一度もキャンパスに通っていない。通学がなくなった時間で「自分に何か出来ることを」と、友人を通じて知った同食堂のボランティア活動に、受験を終えた3月から参加している。「とにかく色々経験したい。やれることが多い方が人生いいかな」と、活動のやりがいを語った。これまで経験したアルバイトでは得られなかった、地域の支援者との出会いや子どもたちとの関わりに、魅力を感じているという。
CFは10日にスタートし、目標金額24万円に対し、23日時点で18万7千円が集まっている。当初、昼食支援を行った日数分、1日1万円で12万円を目標としていたが「ネクストゴールを目指して」と多額の支援を寄せた人が現れ、期限の6月30日まで、さらなる目標を立てた。資金は全て食材費に充てられる。同食堂を運営する高見広海さんは「入学したてで自身も大変な中、一人で準備してくれた。ありがたい」と話している。
支援はウェブサイト「READYFOR(レディーフォー)」で受け付けている。プロジェクト名は「コロナの影響を受けた子供たちの食を支えよう」。寄付は3千円から。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
郡の中心から商業の街へ「長後」5月3日 |
|
|
|
<PR>