鎌倉市川喜多映画記念館（鎌倉市雪ノ下）で特別展「生誕１００年 激動の時代を生きた二人の女優―原節子と山口淑子」が開催されている。12月13日（日）まで。
デビュー間もなく国民的スターとなったものの若くして引退し、鎌倉で隠遁生活を送った原節子。一方の山口淑子は「李香蘭」の名で歌手と女優、東アジアのスターとして人気を博した。
同展では、今回初公開となる原が生前着用していた振袖や山口の遺品から見つかった貴重な資料などを展示。『東京物語』や『私の鶯』など、代表作も上映している。
感染症対策のため、ギャラリートークと旧和辻邸見学ツアーを中止している代わりに、展示解説や上映解説を実施。10月８日（木）〜11日（日）には、昨年97歳で亡くなった劇画家・植木金矢氏が描いた原の絵も展示する。
特別展観覧は一般４００円、映画鑑賞は一般１０００円、特別上映は一般１６００円。
開館は午前９時から午後５時（入館は４時まで）。祝日を除く、月曜日と９月23日（水）、11月24日（火）は休館。
問い合わせは、同館【電話】０４６７・２３・２５００へ。
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