大庭の高齢者複合施設「聖隷藤沢ウェルフェアタウン」の利用者たちが、5千羽の折り鶴を折り、江の島と富士山を望む風景の貼り絵を作成した。
コロナ禍で面会制限や自粛などが続き、落ち込む利用者の気持ちを和らげたいと施設スタッフが企画した。「折り鶴だったら、一人でも自室でも気軽にでき、コロナの終息を願う意味にもつながる」と、6月から利用者に呼び掛けた。
作成に協力した80代の利用者は「最初は鶴を折ることも難しかったけれど、折るうちに集中してコロナを忘れられた」「自分で楽しみながらできた。170羽折ったので鶴をマスターした気分」などと話していた。
貼り絵は相模湾を望む江の島と富士山、江ノ電が描かれている。横2m×縦1・3mの大きさで、施設のロビーに飾られている。
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