鵠洋小学校を拠点とする少年野球チーム「鵠洋パイレーツ（Ａチーム）」＝写真＝が15日、葛原スポーツ広場で行われた「第27回かながわ信用金庫杯」で優勝を果たした。藤沢市の代表として参加した上部大会での優勝は約20年ぶりの快挙という。
藤沢や茅ヶ崎、寒川などの湘南地域や、横浜市の戸塚区や保土ヶ谷区などの代表14チームがトーナメント形式で競い合う同大会。８月から11月にかけて行われた市秋季大会の上位チームが選出された。
決勝は、香川グリーンスターズ（茅ヶ崎市）との対決。準決勝で強豪チームを倒した勢いのまま臨んだ。「全員野球」をモットーに打線をつなぎ、チャンスを活かして着実に出塁。相手には出塁を許さない徹底した守備で、11対２のコールドで勝利をつかみ取った。
コロナ禍で練習が中止となる中、それぞれ自主練を重ねて臨んだ大会。エースの加藤大地くん（６年）は「気持ちで負けないよう全力で挑んだ。チームで課題だったバッティングで優勝できてうれしかった」と喜びを語った。
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