慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)に隣接する約36・1haについて、地権者約300人から成る「藤沢市健康と文化の森地区土地区画整理準備会」(青木浩一会長)は7日、土地区画事業の実施に向けた事業化検討パートナーを選定したと発表した。三菱地所レジデンス(株)=東京都=を代表企業とする企業体が同会と連携し、事業を検討していく。
同準備会が9月から募集し、期間内に4者から応募があった。今後同社がパートナー企業として土地利用計画の提案やアドバイスを行っていく。
同社が提案したまちづくりのコンセプトでは、相鉄いずみ野線延伸による新駅設置を念頭に、周辺エリアを産業、農業、商業、中高層住宅、低層住宅の5つにゾーニング。技術革新や最新技術に関する企業誘致やベンチャー企業向けの支援オフィスの設置、市民農園や観光農園によるアグリパークの整備などに取り組むとしている。
中高層住宅ゾーンでは学生や単身世帯、DINKS世帯(子どものいない共働き夫婦世帯)など多様な人が暮らしやすい都市型住宅を整備する。
同準備会は21年度に事業計画案を作成し、業務代行予定者を選定。22年度以降実施設計を行い、市の都市計画手続きを経て市街化区域への編入を目指す。
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