神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2021年1月29日 エリアトップへ

不登校の悩み、吐き出す場を 湘南台の佐原さん オンラインで「ママカフェ」

社会

公開:2021年1月29日

  • X
  • LINE
  • hatena
オンライン配信で情報発信する佐原さん
オンライン配信で情報発信する佐原さん

 「うちの子学校に行かない」と子育てに悩んだら、経験者の母親同士、気軽におしゃべりしましょ――。湘南台在住の佐原智子さん(51)。我が子の不登校で悩んだ経験から「悩む親子が孤立しないように」と立ち上がり、母親同士で相談や情報共有をする「ママカフェ」を約1年半前から開いている。

 「学校に行かなかった理由は」「定時制高校はどんなところ」。22日の正午、フェイスブックを活用し「ママカフェ対談ライブ配信」を実施した。小学3年生から中学卒業まで不登校で、定時制高校に通った女性に、当時の心境や生活について佐原さんが取材。視聴者から「進路の不安があったので、参考になった」などのコメントが寄せられた。

 「これまでは、現状を受け入れて前進し始めている参加者が多かった。オンラインの場合は、その前段階の誰にも相談できず悩んでいる人も参加しやすくなった」と佐原さん。ユーチューブチャンネルを立ち上げるなど、現在はオンラインでの情報発信に力を注ぐ。さらに、子どもが主催する「eスポーツ・ゲーム大会」や「オンライン留学」の紹介なども実施。3つを包括して「親子の居場所を応援ラボ」と名付け活動している。

 佐原さんは3年前、当時中学1年生の息子から「学校に行きたくない」と告白された。突然のことにパニックになり、仕事も手につかず退職。息子とぶつかる日々が続き、半年間自宅に引きこもったという。その時に一番つらかったのは「身近に理解者がいなかったこと」。情報共有の場を求め、交流会に参加したこともあったが「雰囲気が暗かった。別に悪いことはしてないし、もう少し明るくても良いのになって」。不登校をポジティブに捉えて、親子で前向きに進めるような場がほしいと、自身で立ち上げることにした。

選択肢はたくさん

 コロナ禍での全国一斉休校や、オンライン授業の導入、行事の中止など、子どもたちの環境変化は大きかった。気付かぬうちにストレスや心の負担が高まっている可能性もある。佐原さんは「子どもの未来にはたくさんの選択肢がある。ひとりで抱え込まないで」と話した。

ふじさわ湘南ロータリークラブ

藤沢の子どもたちの成長を応援します

https://fujisawa-shonan-rotary.org/

タカギフーズ

子供たちの未来に笑顔と安心を

https://takagi-foods.com/

NPO法人紙芝居Project

日本の伝統文化紙芝居の発展へオリジナル紙芝居制作、紙芝居支援を

https://www.kamipro.info/

(公財)藤沢市みらい創造財団

笑顔あふれるみらいを応援します

https://f-mirai.jp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

楽しみいっぱい、こぶし祭

楽しみいっぱい、こぶし祭

今年はキッチンカーも

5月4日

もしも税がなかったら

もしも税がなかったら

タブレット使い租税教室

5月3日

「妄想キャンプ」不思議な魅力

辻堂の星野さん開発アプリ

「妄想キャンプ」不思議な魅力

密かな人気で3万ダウンロード

5月3日

郡の中心から商業の街へ「長後」

旧モーガン邸でアートフェス

夕暮れの境内オペラの響き

夕暮れの境内オペラの響き

11日、無料コンサート

5月3日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月3日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook