神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2021年5月28日 エリアトップへ

湘南工科大附属高・新井和夏葉さん 県大会準Ⅴ 目指せ全国8強 卓球部唯一の女子選手

スポーツ

公開:2021年5月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
大会後、賞状を手に笑みを浮かべる新井さん
大会後、賞状を手に笑みを浮かべる新井さん

 湘南工科大学付属高校卓球部3年の新井和夏葉さん(17)が、今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)出場権をかけた県高校総体卓球の部で準優勝した。強豪で知られる同部では唯一の女子選手。高校生最後の機会に全国への切符をつかみ取り、夏に向けては「全国ベスト8を目指してがんばりたい」と意気込んでいる。

 新井さんは16日に横須賀アリーナ=横須賀市=で開かれた女子シングルスの予選トーナメントを順当に勝ち抜き、4強に進出。インターハイ出場要件の5位以内を満たし、22日に湘南高校で行われた決勝リーグで頂上決戦に臨んだ。

 今や数少ないペンホルダー。ラバーは表ソフトと粒高を使用し、ラケットを反転して相手に球筋を読ませない、独特の戦型が持ち味だ。

 初戦は橘の勝田芽依さん(3年)を相手に流れをつかませず、3対0でストレート勝ち。続く2戦目はかねてライバル視してきた強豪、横浜隼人の武山華子さん(2年)と対戦。1対3で惜敗するも、3戦目は横浜隼人の佐藤帆華さん(3年)を3対1で下した。

 2勝1敗で3人が並び、当事者間のゲーム率で新井さんは2位に。優勝は武山さんだった。

「周囲あってこそ」

 試合が終わると、膝をついたまましばらく立ち上がれなかった。中学時代から体調が不安定で、全力でプレーすると体力を消耗しきることも少なくない。口をつくのは周囲への感謝だ。「先生や同期、周りの支えがあってここまでこれた」。最後の県総体でライバルに一歩及ばなかった。でも、力を出しきった。「練習してきたことが出せるかを目標にやってきた。2位でも自分的にはがんばった」と晴れやな表情を浮かべる。

 中学時代は全国ベスト16まで進んだこともある。8月に富山県で行われるインターハイでの目標はその壁を破り、ベスト8に進むこと。「しっかり自分の力を発揮して、上を目指したい」。高校最後の大舞台に照準を合わせた。

 インターハイへは同部から男子シングルス2選手、男子ダブルス2ペアも出場を決めている。
 

試合に集中する新井さん(=22日、湘南高)
試合に集中する新井さん(=22日、湘南高)

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

植木販売やゾウガメも

植木販売やゾウガメも

4・5日 長久保公園

4月29日

謎解きで助け合い学ぶ

藤沢JC

謎解きで助け合い学ぶ

江の島で親子160人参加

4月27日

司法書士の無料相談会

司法書士の無料相談会

5月4・18日

4月26日

ズラリ大輪 甘い香り

ズラリ大輪 甘い香り

湘南台公園でツツジ見頃

4月26日

「湘南の貴婦人」今年も

帆船やまゆり

「湘南の貴婦人」今年も

28日から体験乗船

4月26日

振り込め詐欺4300万円被害

振り込め詐欺4300万円被害

警官名乗る手口

4月26日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook