鵠沼伏見稲荷神社
湘南のお稲荷さん
市内13地区の自治町内会連合会が地域を超えて連携する協議会が25日、発足した。メンバーは各連合会会長。初代会長に就任した三觜清次さん(明治地区自治町内会連合会会長)は、発足に向けて協力してくれた各地区の会長や市に感謝を示すとともに「一人ひとりが汗をかいて、市民の皆さんの幸せに役に立っていきたい」と決意を語った。
これまで市内の自治会・町内会は、13地域14地区ごとに集まった連合会はあるものの、全市的な組織は存在しなかった。しかし、コロナ禍の中の自治会運営の難しさや、加入者の減少など共通の課題を抱えていることから、昨年8月、三觜さんら5人の連合会会長が連携して解決していく必要があると発案。市とも協議しながら準備を進めていったという。
活動の柱は6つ。【1】自治町内会の加入世帯の割合の向上【2】各地区自治町内会連合会が行う事業の情報交換【3】意見交換を通した事業実施に関する問題点、課題の把握【4】連合会相互の知恵を生かした課題の解消【5】自治会活動の活性化に向けた改革の検討【6】市との情報共有と連携による課題解消。今年度は具体的な活動として市と協力した新型コロナ対策状況や展望の市民周知や、活動活性化に向けたICT利活用の研究を行う予定だ。
市も活動に期待
25日、市庁舎で行われた発足式には鈴木恒夫市長、佐賀和樹市議会議長も来賓として出席。挨拶に立った鈴木市長は「共通の課題について互いに話し合いをしていくことは有意義。高齢化、少子化、子どもたちの貧困など全市的な問題もある。地域の声を聴いてフィードバックしてもらうことは、市政運営に役立つ」など期待感を込めて話した。また、市市民自治推進課も、高齢者や子どもを含めた見守り活動や、地域課題の抽出、災害時の情報収集などに期待を示す。特に災害時の情報収集では、過去、台風による停電で、電力会社の発表になかった「隠れ停電」の発見があったことを例に、的確な支援につながるとしている。なお湘南大庭地区自治会連合会は加入を検討中。
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郡の中心から商業の街へ「長後」5月3日 |
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