藤沢市は先月31日、約６億４３００万円の「新型コロナウイルス感染症対応事業」を盛り込んだ２０２１年度６月補正予算案を発表した。６月７日開会予定の市議会６月定例会に提出する。
経済的に困窮している子育て世帯を支援するため、18歳以下の子ども１人あたり５万円を給付する「子育て世帯生活支援特別給付金」には国庫支出金を財源とし、約３億８９００万円を計上。21年度の課税所得が非課税の世帯が対象で、約４２００世帯を見込む。
市議会で可決されれば７月中旬から支給が始まる見通し。低所得のひとり親世帯は先行して５月に支給が始まっており、今回は含まれない。
またコロナ関連では自宅療養する感染者に早期医療介入する県の「地域療養の神奈川モデル」の経費を７月から市で予算計上するため、約２億９００万円を盛り込んだ。
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