市内の中学校科学部の生徒らが手作りした機体で飛行時間を競う「第31回藤沢市中学校科学系部活動競技大会」が先月28日、辻堂海浜公園で開かれた。「藤沢市中学校科学部顧問会」が主催。藤沢などで科学遊びを指導している「おもしろ科学たんけん工房」がサポートした。
今年は14校から計100人ほどがエントリー。ゴムを動力にした「市販部門」「自作部門」の2部門で一人ずつ飛ばし、滞空時間を競った。
当日は微風が吹くコンディション。夏の晴れ渡った空のもと、生徒らが工夫を凝らした機体が、上昇気流をとらえると高く舞い上がり、公園内の木の上に落ちるものもあった。
参加した滝の沢中学校2年の内藤亮介さんは、部活で練習時に使った機体は40秒以上飛んだが、そのまま行方不明で予備機で挑んだ。結果は1秒ほどで、「水平尾翼の調整を念入りにしたが本番で発揮できず悔しい。来年は最低でも1分を目指す」と再起を誓った。
顧問会顧問長の口地哲平教諭(藤ヶ岡中学校)は「科学部の活動には運動部のように夏の大会がない。この大会を行うことで各校が1年間目標にして取り組むことができ、対外交流もできる大切な機会になっている」と話した。
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