藤沢工科高校の小倉高志さん(3年)と野口弘太朗さん(1年)が先月2日に開かれた第21回高校生ものづくりコンテスト神奈川大会の木材加工部門に出場し、小倉さんが優勝、野口さんが準優勝に輝いた。2人は「まさか自分が優勝・準優勝するとは思わなかった」と驚きつつも、初の栄冠に笑顔を見せた。
同大会は、旋盤作業、電気工事、電子回路組立、化学分析、木材加工、測量の計6部門に分かれ実施。2人が出場した木材加工部門では課題図に従い、競技時間の180分以内に加工用の印をつける墨付けと加工、組み立てを行い、作業状況や技術度、完成度が審査された。
建築研究部の2人は互いに切磋琢磨しながら、技術を磨いてきた。
小倉さんは、木材を組み合わせた時に隙間ができないよう蟻加工や角度、カンナがけなど丁寧に作業をし、時間内に作品を完成。同校初となる優勝を手にした。「1年生の時に出場した際には制限時間内に完成することができなかったので、まずは完成できて良かった」と振り返った。
野口さんは、練習では、指導にあたる大西堅司総括教諭や小倉さんにアドバイスを受けながら試行錯誤し練習に励んだ。先月20日には関東大会へ出場したが、結果は芳しくなく「来年は、時間内に技術面と完成度を上げていきたい」と話した。
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小倉さんは11月13・14日に開催される全国大会へ出場する。「神奈川の代表として恥じることのない作品を作れるよう練習してがんばりたい」と意気込んだ。
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