全日本ギターコンクールで演奏を披露する生徒ら（写真提供／フォトライフ）
鵠沼中学校ギター合奏部が２日、藤沢市民会館大ホールで開かれた「第52回全日本ギターコンクール合奏部門学校の部」で金賞を獲得した。高校生が入り混じる中３大会連続で金賞を収め、同大会で引退した３年生らが有終を飾った。
日本教育ギター連盟の主催。昨年はコロナ禍で見送りになったが、今年は地方大会を経てオンラインを含む14校がエントリーした。
同校は課題曲で「マーチ『ヤマメ』」、自由曲で、「八重山・宮古の三つの島の唄より『狩俣ぬくいちゃ』」を選曲。自由曲は沖縄にちなんだ「琉球音階」と呼ばれる独特な音階で難易度も高かったが、コロナ禍で限られた練習環境や時間が制限される中、各自が自宅などで練習を重ね、本番に備えた。
３年生で前部長の守屋嘉乃さん（15）は「限られた練習時間の中で皆ががんばった結果が出せてうれしい」、２年生で部長のラインハート恵莉紗アビゲイルさん（14）は「来年は最優秀賞を目指しつつ、皆で仲良く満足いく合奏をしていきたい」と話した。
コンクールでは同部を含む４校が金賞を受賞。その他最優秀賞、特別金賞が選ばれた。
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