彫像に扮したスタチューを興味深そうに眺める見物客ら（＝先月27日、藤沢駅北口広場）
人が彫像や人形に扮する大道芸の一種「スタチュー」が先月27と28の両日、藤沢駅北口広場に登場した。銅像や宇宙飛行士、ベネチア人形など両日12組が参加。出演者が個性豊かな「無言のパフォーマンス」を披露し見物客を楽しませた。
昨年末改修された駅前デッキを活用する事業の一環。同広場の管理運営を行う（一社）藤沢駅周辺地区エリアマネジメントが公募したアイデアワーキングに参加した有志市民が「ふじさわスタチュー美術館２０２１」と銘打ち、実行委形式で初開催した。
会場では本物と見間違うばかりの彫像に足を止めた通行人らがカメラを向けたり一緒に記念写真を撮ったり。夫婦で訪れた40代男性は「本物かどうか言われないと分からない。新鮮で面白かった」と話した。
実行委の一人は「来年以降も開催し、秋の風物詩に育てていければ」と話した。
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