コロナ禍に苦しんだ子どもたちにエールを送りたい――。
藤沢市内で生徒や児童の見守り活動をしている藤沢市おやじの会連合は、市立中学校の卒業式にあたる9日、江の島で花火を打ち上げた。
同団体で活動している雨澤義則さん、吉田朗さん、安岡正広さん、栗原貴司さんの4人を中心に実行委員会を組織し、準備を進めてきた。実行委メンバーは「子どもたちのとても貴重で大切な2年もの時間がコロナ禍で奪われた。少しでも元気づけたかった」と話す。
準備では安全確保や感染拡大防止に向けた規制の許可申請や資金集めに奔走。苦労もあった一方、共感した地元企業の大きな後押しが得られ、地域一丸を感じたという。「結果、当初の想定よりも充実した内容になった。感謝の一言」と実行委。
当日は午後6時40分からおよそ8分間、150発の花火が打ち上がった。その模様はインターネット上でライブ配信も行われた。友人と花火を楽しんだ地元中学校の卒業生は「中学校生活最後で最高の思い出になった」と話した。
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