悩みや失敗を楽観的に捉え、困難や苦境を乗り越える力「レジリエンス」を学ぶ講演会が13日、秋葉台中学校体育館で開かれた。1、2年生計233人を対象に、日本ポジティブ教育協会理事でスクールカウンセラーなどを務める鈴木水季さんが講演を行った。
近年コロナ禍を経て「落ち込んだ気持ちを回復させる方法」として認知度が高まっている「レジリエンス」。秋葉台中では学校生活に悩む生徒の心を養い、不登校やいじめ防止につなげられることを期待し、藤沢市立学校で初の取り組みとして「レジリエンス教育」を導入。その一環で講演会を開いた。
講演では鈴木さんが生徒たちに「思考のクセ」を考える自己チェックやリラックス方法、強みの見つけ方を伝え、生徒たちは真剣に聞き入っていた。鈴木さんは「一人ひとり自分らしい心の根を育てることで、逆境に直面してもしなやかに立ち直れる」と呼び掛けた。
代表の2年女子は「悩んだり落ち込みやすい自分が嫌だったけれど、悪くないことで自分を変えていけるチャンスでもあることが分かった」と感想を述べた。
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