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長寿のお祝い、何回あるの?
記者―今日は長寿のお祝いの話を、メモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表としました。
代表―私自身、還暦まで後3年ほどですが、なぜ、還暦のお祝いは60才なのか。干支と言いますと「ね・うし・とら…」を思い浮かべますが、実は十支(じっかん)と十二支(じゅうにし)が組み合わされています。干支(えと)の「支」は「十二支」のことで、皆様良くご存じの[子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥]の12種類あります。
しかし、干支(えと)の「干」はあまりなじみがないかもしれませんが「十干」のことで、「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」の10種類になります。それでは12年?と思われる方もおられるのですが、十干の10と十二支の12の最小公倍数が60になりますので、ちょうどご自身が生まれた年の干支にあたるのです。120年生きる事は稀ですから、一生に一度と言っても過言ではないと思います。
今年は丙申(ひのえ・さる)ですね。私の還暦は2019年の己亥(つちのと・い)になります。70才になると「古稀」のお祝いがありますね。唐の詩人・杜甫(とほ)の詩「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所にはどこにでもあるが七十年生きる人は古くから稀である)に由来すると言います。
77才は「喜寿」(喜の略字が七十七)、80才は「傘寿」(さんじゅ・傘の略字が八十)88才は「米寿」(米の字を分解すると八十八)、90才では「卒寿」(卒の略字が九十)、99才は「白寿」(百から一引いて白)。余談ですが、藤沢市では100才になると健康保険証に「寿」の印が入って医療費が無料になるらしいです。先日ご喪家の方に見せてもらいました。素敵な事ですね。108才は「茶寿」(茶の字の草冠を二十・その下を米に見立てて八十八・足して108)、111才は「皇寿」(皇の字を白・一・十・一に分解・99・1・10・1足して111)、112才は「珍寿」、112才以上は珍しいため毎年祝います。簡単に言いましたが、「言うは易し、生きるは難し」ですね。
記者―還暦は長寿のお祝いのスタートなのですね。「美空」では葬儀事前相談を随時受け付けている。ちなみに相談員は女性です。
■(株)平和堂典礼
【フリーダイヤル】0120・59・6999
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