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来月はお彼岸 お供え物は何がいいの?彼岸の意味は?彼岸入りはいつ?
記者―来月はお彼岸ですね。さて、彼岸の事をメモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表に聞いてみました。
代表―来月は春のお彼岸ですね。初めにお供え物ですが、皆様がご存知のように「ぼたもち」が一般的です。秋の彼岸に「おはぎ」をお供えしますが一体何が違うか?実は材料も製法も全く同じで春のお彼岸には春に咲く牡丹の「牡丹餅」 、秋のお彼岸には「中秋の名月」に供える「萩」から名付けられています。
次には今年のお彼岸ですが、春分の日が3月21日ですから中日になり、彼岸入りは3日前の3月18日(日)になります。彼岸明けは中日の3日後の24日(土)ですね。今年は日曜日から土曜日までですから、お彼岸が1週間なのが分かりやすい年ですね。
なぜ1週間なのか?六つの徳目(布施・持戒・忍辱{にんにく}・精進・禅定{ぜんじょう}・智慧{般若}の各波羅蜜)を、七日間で実践する為だそうです(秋の彼岸に執り行うという説もあります)。
此岸は欲や煩悩にまみれた私たちが住んでいる世界。苦悩に堪え忍ばねばならないこの世界を、サンスクリット語では「サハー(忍土という意味)」といいます。彼岸と此岸と言いますので、大きな川が流れていてその対岸が彼岸だったら、釈迦が、「人は此岸では真の幸せになれないから、彼岸に渡れ」といった意味が分かります。そこで問題になるのは渡る方法です。小乗仏教の教えでは川を渡れるのはごくかぎられた人達だけです。これは釈迦の望んだ教えではないとして、すべての人が渡れるように方法を説いた大乗仏教が誕生しました。釈迦は「出家せよ」と説きました。なぜなら、川を泳ぐ為には、身ひとつでなければ泳げないからです。服を着たまま、あるいは財産など持って行けるわけがない。また、自分1人でも泳ぎきれるかどうかわからない。だから、妻子も捨てて、「裸になりなさい」と教えたのです。出家した者が渡りきった後には、必ずすべての人々が渡れる橋がかかるそうです。
記者―深く考えずにお彼岸を過ごしていましたが、今年は穏やかな気持ちでお彼岸を過ごせそうです。さて、「美空」では葬儀事前相談を受け付けている。相談員は女性なのでとても話しやすいので些細なことでも相談をしてみては。
■(株)平和堂典礼
【フリーダイヤル】0120・59・6999
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