高校サッカー桐光学園 選手権での飛躍誓う 市内在住2選手が出場
12月30日に開幕した第91回全国高校サッカー選手権大会に神奈川県代表・桐光学園高校のメンバーとしてFW(フォワード)市森康平選手(3年・東海岸北在住)とGK(ゴールキーパー)長津大裕選手(2年・東海岸南在住)が出場。同校は明日1月2日(水)の初戦で三重県代表・四日市中央工業高校と対戦する。
2大会連続7回目の出場となった桐光学園。昨年11月の神奈川県予選決勝では、県立座間高校に1―0で競り勝ち出場を決めた。市森選手と長津選手は、1年前の大会にもサポートメンバーとしてベンチ入りしていたが、試合への出場機会はなかった。
しかし今年は、新チームがスタートした春先からレギュラーの座を掴み、それぞれがチームの中心として活躍。悲願の選手権のピッチに立つ。
ケガを乗り越え念願の舞台へ
市森選手は茅ヶ崎第一中時代、サッカー部と並行して市内の茅ヶ崎ラグビースクールにも所属していた”異色”のプレーヤー。チームでも身体の強さを生かしたガッツ溢れるプレーが光る。しかし高校に入学してからはケガに悩まされ、3度の手術を乗り越えた苦労人でもある。チームが2012年夏のインターハイに出場する中、膝を負傷し3カ月間の長いリハビリ生活を強いられた。「何とか選手権には出場したい」と強い決意でケガを乗り越え、掴みとった今大会にかける思いは人一倍だ。
「高校生として選手権、そして国立は夢の舞台。国立に一歩でも近づくために日々の努力をしていきたいと思います」と意気込む。
2年生ながらチームを鼓舞
一方、長津選手は2年生ながら守護神としてゴールマウスを守り、最後尾からチームメイトを鼓舞する。県予選でも好セーブを連発し、チームをピンチから幾度となく救ってきた。「高校でサッカーをしている以上は、(国立は)目指さないといけない場所。神奈川県の厳しい予選を2年生という立場で優勝できたことはうれしいです。特に準決勝(日大藤沢戦)では、相手に押されていた中で勝ち切れたことが大きかったと思います」と話した。
1回戦からチーム一丸で 自分たちのサッカーを
明日の初戦を前に市森選手は「とにかく今まで通り自分たちのサッカーをするだけです。やれることを一つずつこなして良いパフォーマンスを見せたい」と話し、長津選手も「相手チームの中には、プロに上がる選手もいる。自分たちが練習してきたことをどれだけ出せるかが決め手になる。1回戦からチーム一丸となって戦います」とそれぞれが決意を込めた。
2日の四日市中央工業戦はニッパツ三ツ沢球技場(横浜市内)で午後2時10分キックオフとなる。
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