ラチエン通りの安全・安心を進める会(松浦功容代表)は、ラチエン通り商店会や近隣10自治会らと協力し、交通安全を啓発する「ラチエン通り5つの約束」を制定した。3月29日には、松が丘ラチエン通り公園内に「制定主旨」を掲示。また、約束を1つずつ記した看板を道沿いに5カ所設置している。
ラチエン通りは市内南東部に位置し、国道1号線から国道134号線まで南北に延びる約2Km。地域住民にとっては生活道路だが、道幅が約5・5mと比較的狭いことから、通行には「譲り合いの精神」が求められる。それでもマナー違反の車やバイク、ルールを無視した自転車などが見受けられるという。同会はこのような現状を踏まえ、交通安全などを啓発しようと2007年に有志の住民らにより発足。PR横断幕や立て看板の作成、イベント会場での啓発活動を行ってきた。
今回制定された5つの約束はそれぞれ「ラチエン通りは〜」とはじまり「【1】あなたの道路です」「【2】歩行者が主役です」「【3】安全運転が似合います」「【4】みんながゆずりあいます」「【5】えぼしに向かう散歩道をめざします」と掲げられている。「誰にでも分かりやすく、優しい言葉を選んで制定しました」と同会事務局の遠藤良三さん(71)。
子どもにも親しんでもらおうと、野球帽をかぶった少年のキャラクター「ラッチー君」も発案し、デザイナー経験のある遠藤さんが描いた。「この約束を通じ、皆さんにラチエン通りを『譲り合いの道』とイメージして行動に移してもらえたら」と遠藤さん。「今後も安全で安心でき、親しみのある道になるよう、様々な活動を続けていきたい」と話した。
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