茅ヶ崎市は、厚生労働省が示した「新しい生活様式」に対応するため、店舗の改修などをこれから実施する市内の中小事業者等に対し、市独自の支援策として最大10万円を補助する。10月1日から補助金交付申請受け付けが始まった。
「新しい生活様式」とは、新型コロナウイルスを想定し、感染対策などを行った日常生活等を示している。
市では、この生活様式に対応するため、室内の換気機能を向上させるための改修や、接触リスクを回避するための備品購入費用等、感染予防を目的とした経費を、10万円(税抜)を上限として補助対象経費の2分の1(1000円未満は切り捨て)を補助する。
対象は、市内に店舗、事業所などを有する中小事業者等約6500社。このうち500事業所からの申請を見込み、市では5000万円の予算を計上した。交付は1事業者につき1回のみで、すでに着工しているものや、完了しているものは対象外となる。
コロナ対策と経済活性化図る
補助金を受け取るには、市内の事業者に発注することが原則になっているほか、交付決定後に購入・着工すること、県が発行する「神奈川県感染防止対策取組書」を取得すること等が求められる。市では、同書の掲示で安心して施設を利用してもらうことによる事業継続の支援と、市内事業者への発注を促すことで市内経済の活性化を図りたいとしている。
申請方法は、郵送のみ。申請書は市ホームページからダウンロードできるほか、市産業振興課窓口で配布している。市では「来年3月31日までに実績を報告いただく必要があるので、申請はお早めに」と呼び掛けている。(問)市産業振興課商工業振興担当【電話】︎0467・82・1111
|
<PR>
茅ヶ崎版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>