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お葬式・ネット集客と葬儀社と表示方法
無料葬儀式場美空
記者―最近ではインターネットでも「全国統一価格」という葬儀パックも目にする。施行は葬儀社と思われるが全国一律は可能なのだろうか。メモリアルホール「美空」を運営する（株）平和堂典礼の代表と話をした。
代表―最近インターネットで「格安葬儀パック」や「全国一律」の集客はよく目にします。しかし、当社のプラン料金もそうなのですがインターネットの「定額」の「格安パック」より低料金のプランが普通にあるのです。つまり、インターネットの「格安プラン」より低料金でも普通に葬儀を施行しています。インターネットだと大々的に「格安」と表示していますが、現場で故人様やご遺族様と接する私たちとしては「格安」と表示するのはあまりにも「品が無い」ととらえてしまいます。あくまでも各家のお考えと故人様の生前のご希望など総合的な理由で「プラン」を決めるわけですから簡素をご希望の低価格プランから自由に選べるプランをご用意しています。
ネット集客の場合「どの葬儀社になるのか当日までわからない」という事が一番困るでしょう。結局近所に提携の葬儀社が無く自宅から数十キロ離れた葬儀社に安置されてしまった、という例もあるようです。
そもそもネットでページが変わると追いかけるように「葬儀○○円パック」と広告が出ている場合は年間数億円以上の広告費がかかります。集客専門ですから葬儀時の葬儀社からのキックバックで経営が成り立つわけです。多額のキックバックを支払う葬儀社は「ご提案なのですが…」とオプションの話ばかりになるのも仕方がないように思われます（オプションを何度も断るのには疲れた…との書き込みも分かるような気がします）。表示方法が不適切というのは、２０１７年12月に○○○ライフ・２０１８年12月には○○なお葬式・２０１９年６月には○○○○のお葬式などで「景品表示違反行為」が認められ、消費者庁より措置命令が出されています。○○○ライフは「課徴金１７９万円」の納付が命じられました。よく考えれば、「全国一律」「追加費用無」のパッケージングは不可能だということがわかります。
記者―代表曰く「葬儀相談は電話やメールだけでは伝わらない事が多い。対面での雑談が必要なのです」という。大いに納得である。
■（株）平和堂典礼【フリーダイヤル】０１２０・５９・６９９９
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