(PR)
交通死亡事故 神奈川県がワースト1位に 「宣言明け」9、10月に急増
神奈川県内で交通死亡事故が急増している。
11月29日現在で、県内の死亡事故は125件。主要都道府県のなかでは、ワースト1位となっている。
特に9月には7人、10月には9人が亡くなるなど過去5年の平均を大きく上回るペースで事故が発生。神奈川県警では「緊急事態宣言が解除されて行動範囲が広がったことも影響していると思うが、事故件数増加のペースが急で驚いている」とする。
3割超が自転車事故
茅ケ崎警察署管内で10月末までに発生した人身交通事故は、前年比71件の増加となる527件。これは県内でワースト7位となる数字だ。
1月11日には、高齢女性が歩行中に軽トラックと衝突するなど、2人が亡くなっている。
また茅ヶ崎市内の事故件数は前年比60件増の417件。特に全体の37・8%(199件)を自転車の関連事故が占める。
比較的地形が平坦な同署管内では自転車の利用率が高く、それに伴って事故が多い状況が続く。
そこで同署では「歩車道の区別がある道路では車道の左側を通行する」など、自転車に乗る際のルールを記載したリーフレットを交通安全教室で配布しているほか、街頭での呼びかけ、ツイッター、ホームページなどネットでも随時情報を発信している。
同署交通課の奥山重則課長は「自転車は気軽な乗り物だけに、場面に応じて車道や歩道を走行するなど、わがままになってしまいがち。マナー向上を呼びかけ、事故そのものを減らしていきたい」と話している。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>