藤高跡地を守る市民の会 意見広告 たたき売りされる藤高跡地 藤沢市議会への陳情結果
12月5日号で意見広告「今、藤高跡地が開発の危機に!」を掲載しました。その後、私たちは12月市議会に「県立藤高跡地の取得に向けて再交渉を行うことを市に働きかけてください」との陳情書を提出し、市議の会派ごとに背景などの説明をして回りましたが、選挙時には「市民の意見を市政に反映」と言いながら、聞く耳も持たずに門前払いをした会派もありました。
陳情は常任委員会にて審議され、売値が50億円だったものが半額以下の約21億円になったにもかかわらず、賛成4:反対4となり、委員長採決により不了承となりました。今議会に提案された「旧東海道藤沢宿町並み継承地区(案)」には当地が入っているにもかかわらず、市は貴重な市民の土地をみすみす民間の手に渡すことを選びました。一度民間に渡った土地が永久に失われることは明白であり、軽率な判断です。
県は市の希望で民間開発に有効期限10年間の規制をかけたと言っていますが、10年後には勝手な開発が可能となります。
10年後、市は決して責任を取らないでしょう。その時、市民が開発反対の声を上げても遅きに失します。
また現市長は市長選の際、公開質問状に応えて藤高跡地の活用を約束したにもかかわらず、実行しない事を質したところ「総合的判断」と逃げの一手でした。
藤沢地域では公民館の建替先を藤高跡地に希望していました。ところが市は唐突にも労働会館との合築に舵を切り、藤高跡地の7分の1の敷地に総事業費見込45億円で造るといっています。「文化都市藤沢」を掲げながら、文教地区にある藤高跡地を見殺しにするのは如何なものでしょうか。
■当コラムへのご意見は
藤高跡地を守る市民の会
事務局/藤沢3の1の11
【FAX】0466・26・8807
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