震災の風評被害に悩む東北地方の食材などを販売することで、地域を活性化させるイベント『チャリ太の絆 朝市〜うんまいぞ!!東北・福島・北関東〜』が5月28日(土)、29日(日)に中央公園で開催される。
主催するのは茅ヶ崎市商店会連合会(以下商連・戸塚邦雄会長)。これまで被災地に対しては、加盟店などから義援金を募り支援してきた。今回は被災地の食材や商品を使い、茅ヶ崎市内で消費することで被災地を応援することが狙い。「震災にあった人たちの役に立てれば。消費することで元気付けたい」と商連・販促委員会の小林健二委員長は話している。
朝市では茨城県・福島県から届く産地直送野菜を販売する。また、茨城県から金魚すくいも出店し、金魚すくいの全国大会上位入賞者が参加。子供向けの講習も行う予定。
商人らしいやり方で
市内飲食店が参加する飲食店ブースでは、福島県産の野菜でかき揚げを作ったり、青森県のりんごを使ったタルトを作るなど東北地方の食材をできるだけ使用し、販売する。その他にも、義援金付の各種物販や商連キャラクター「チャリ太」の巨大ガラポン抽選会、商連エコバッグ販売などが行われる。出店者は「義援金ではなく、仕入れて売るスタイルが商人の支援の仕方ではないかと思います。今回東北の方に仕入れのために初めて電話をしましたが、本当にいい人ばかりでした」と話す。
会場では不要になった傘の回収も実施。これらはエコバッグ製造のためにリサイクルされるもので、両日は不要傘5本を持ってくるとエコバッグ1個が貰える。
こういったイベントは今回だけでなく、今後も継続的に行っていく予定だという。「商店会らしい支援がこれからも出来ればいいですね」と小林委員長は意欲を見せている。小雨決行、大雨の場合は中止予定。朝市に関する詳細・問い合わせは商連事務局【電話】0467(87)4147まで。
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