神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2012年2月17日 エリアトップへ

ポリオ(小児まひ)不活化ワクチン 3月までの予約終了 県で3778人応募 茅ヶ崎では146人が接種

社会

公開:2012年2月17日

  • X
  • LINE
  • hatena

 神奈川県が昨年から独自で始めたポリオ(小児まひ)の不活化ワクチン接種。受付開始から多数の応募があり、3月まで各会場の接種予約は満員の状況だ。

 国内では現在、乳幼児に対しポリオウィルスの病原性を弱めた薬(生ワクチン)の接種が行われている。ごくまれに副作用としてポリオと同様の症状が出ることがあり、最近では接種を見合わせる保護者が増えている。これに対し、ウィルス自体を殺して病原性を無くし、免疫の生成に必要な成分だけを抽出したものが不活化ワクチンだ。このワクチンは副作用の危険性は少ないが現在は国内未承認薬で、国の導入は早くて2013年頃とみられている。このことなどから県では不活化ワクチンを独自輸入し、昨年11月から有料での接種受付を開始した。

 当初輸入したワクチン1200人分に対し、2月10日現在までの申込は3778人。接種会場は茅ヶ崎保健福祉事務所(市内茅ヶ崎)の他、平塚、小田原、厚木の4ヵ所。ワクチンの接種は受付順で行われており、茅ヶ崎保健福祉事務所でもこれまで146人が訪れた。3月は定員を増やし80人としたがこちらも予約で埋まっている状況。また不活化ワクチンは全部で4回接種の必要があり、3月からは2回目以降の接種が始まる児童も出てくることから、県では追加の輸入も予定している。

 県保健医療部健康危機管理課は「2月に入っても継続的な接種の申し込みや問い合わせが続いている。初めての取り組みで予想がつかなかったが県民の生ワクチンへの不安がかなり多かったと思います」と話している。接種希望者は全員受けることが出来るポリオの不活化ワクチン。今後は会場数や日程、接種人数を増やすことなどを検討中で、4月以降の接種日などの詳細は今月中に発表される見通しだ。不活化ワクチンに関する問合せは【電話】045・210・3570まで。
 

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

茅ヶ崎版のトップニュース最新6

文化財が語る地域の歴史

茅ヶ崎市博物館

文化財が語る地域の歴史

明日から春の特別展

4月26日

10周年で多彩な記念事業

ホノルル市・郡姉妹都市協定

10周年で多彩な記念事業

ロゴ完成 普及啓発に使用

4月26日

浸水想定いまだ旧基準

津波ハザードマップ

浸水想定いまだ旧基準

相模湾沿い茅ヶ崎市のみ

4月19日

地元の祝福に「幸せだなぁ」

名誉市民加山雄三さん

地元の祝福に「幸せだなぁ」

87歳の誕生日に銅像披露

4月19日

ゼロカーボンへ協定

茅ヶ崎市

ゼロカーボンへ協定

寒川町、東京ガスと締結

4月12日

住宅・商業地上昇率トップ

公示地価

住宅・商業地上昇率トップ

茅ヶ崎市 駅近需要続く

4月12日

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook