劇団湘南山猫 主婦が演じる音楽劇 6月23日・24日に20周年記念公演
湘南地域に住む主婦が中心となって旗揚げした「劇団湘南山猫」(米山明子座長)が6月23日(土)・24日(日)、茅ヶ崎市民文化会館で公演を開く。同劇団は、大人も子どもも楽しめる低料金の舞台を目指し1992年に発足し、今年20周年を迎えた。
栃内まゆみ代表は、「生の歌と、生の演奏にこだわっています」と話す。劇中に使用される音楽は全てオリジナルで、劇と同時にピアノやチェロ、シンセサイザー、打楽器の生演奏が楽しめる。
脚本は、幅広い世代が知っている童話や民話を独自にアレンジしたもの。普段の生活で感じることを物語に反映しているため、公演時期によって脚色も変化する。
例えば、発足間もない1994年ごろに初演した「ブレーメンの音楽隊」。子育て中のメンバーが多かった当時は「母親の居場所」が裏テーマとなっていたが、その6年後に改めて演じたブレーメンでは「年をとっても役立たずなんかじゃない」というメッセージが込められた物語に変化している。
今回の演目は「王さまの耳はロバの耳」。個性的な登場人物による新しい物語を披露する。公演に関する詳細は、劇団湘南山猫【携帯電話】090・3337・2954へ。
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