アレセイア湘南高等学校のバスケットボール部が、男女揃って全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(=インターハイ)へ出場する。男子は3年ぶり2回目、女子は初出場。県内私立高のアベック出場は同校が初めてとなる。
全国から地方予選を勝ち抜いた強豪校が集い、高校日本一を決めるインターハイ。バスケットボール競技は7月27日(木)から8月2日(水)まで福島県で行われる。
思いを継いで
男子バスケ部(小田島誠監督)は、6月の県予選で準優勝し2014年以来の悲願だったインターハイ出場を決めた。県予選の決勝リーグでは、春季大会で接戦を繰り広げた法政第二、新人戦と春季大会で逆転負けを喫した厚木東に勝利を収めたが、3戦目でリーグ全勝の勢いに乗る桐光学園に敗れた。更科幹主将(3年)は「インターハイ出場が決まり、安心したところを桐光学園の勢いにのまれてしまった。全国では気持ちを入れ直し、先手必勝、スピードを生かした速攻で戦って、ベスト8から日本一を目指す」と意気込む。
インターハイ初戦では出場常連の強豪校、新田高等学校(愛媛県)と対戦することになる。更科主将は「先輩たちも出場した大会で、遠い存在ではない。先輩たちの思いを継いで、プレッシャーに負けることなく、自分たちのバスケをして一つでも多くの勝利を重ねていきたい」と闘志を燃やす。
初舞台「県代表に恥じないプレーを」
女子バスケ部(張一監督)は、県予選全勝でインターハイ初出場を成し遂げた。まだ大舞台の経験が少ない創部3年目のチーム。それだけに対戦相手の研究を欠かさず、厳しい練習を重ねることで個々人の技術を磨き、チームの連携を高めるなど成長してきた。インターハイでは身長差をディフェンスと速攻で補うための練習を重ねている。
初戦は県立四日市商業高等学校(三重県)と対戦。赤津夏奈主将(3年)は「インターハイに出る以上、どんな相手と対戦しても県代表に恥じないプレーをしたい。一戦一戦を大切に戦って、勝利を重ねていく。まずは一回戦突破から」と力強く目標を語った。
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