陸上競技場 全天候型で再オープン 1日、式典後に無料開放
秦野市中央運動公園陸上競技場(平沢148)の400メートルトラックの全天候型への改修工事が終わり、3月1日(土)から一般利用が再開される。同日、午前8時30分からテープカットなどの完成式典が行われ、その後、無料開放される。利用時間は午後9時まで。
1973年に完成した同競技場の400メートルトラックは、これまでアンツーカー舗装だった。雨天時や冬場の霜が原因で数カ月間利用できないこともあり、全天候型の練習環境を求め、市外へ流出してしまう選手も少なくなかった。
今回、同トラックはレンガ色のウレタン舗装に改修された。通年利用や車いす競技者などの利用が可能になる他、記録の向上などが期待できるという。
メインスタンドはコンクリート造で、840人を収容。夜間照明を備えていることから第3種公認陸上競技場に、新たに生まれ変わった。
さらに、改修にあわせ電気時計による写真判定装置も導入される。これにより、100分の1秒単位まで正確に記録を測れるようになり、市では、今まで開催できなかった県レベルの大会の誘致を積極的に進めたい考えだ。
個人使用を有料化
陸上競技場の完成に合わせ、市内在住者の個人使用料が設けられる。
新料金体系は、大人1回につき100円、子ども(小中学生)50円となる。また、継続的な利用者が多いことから、新たに年間使用料(大人2500円・子ども1500円)が定められた。団体料金に変更はない。1回券は、中央運動公園管理事務所に設置された券売機で購入できる。年間パスポート希望者は、市総合体育館で購入する。有料化は3月2日(日)から。利用時間は午前8時30分から午後9時。
市では「天候を気にせず利用できるので、たくさんの人に足を運んでもらい」と話している。問い合わせは市スポーツ振興課【電話】0463・84・2795へ。
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