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秦野版 公開:2014年5月24日 エリアトップへ

戸川に新規バス路線 5月26日から運行開始

公開:2014年5月24日

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 5月26日(月)から2本の新規バス路線が開設される。秦野駅〜戸川台経由〜渋沢駅北口を結ぶ路線(秦54)と、渋沢駅北口〜戸川台経由〜高砂車庫前を結ぶ路線(渋05)だ。バス路線は統合されることが多い中、秦野市内での新規運行は2002年に秦野駅南口発比奈窪行が運行されて以来、12年ぶり。

 現在、戸川方面を運行している秦野駅〜榎木堂菩提経由〜渋沢駅北口(秦51)の片道の所要時間は約29分。新設された秦54では、8分短縮され約21分となり、平日は7往復運行する。渋05は渋沢駅から高砂車庫前を約12分で結び、平日は7・5往復、土休日は4・5往復を運行する。渋05はこれまで車庫に戻っていた回送車両を乗車できるようにしたという。

 新設された2つの路線には「テクノパーク」、「桜土手古墳公園」、「戸川台」、「戸川工業団地」、「戸川入口西」の5つのバス停が新たに設置された。運行開始に伴い、既存の「桜土手」バス停(秦野駅方面行)はテクノパーク入口の信号の東側から堀川小学校前(北側)に移動する。市公共交通推進課は「地域住民の利便性の向上に繋がることを期待している」と話す。

住民から「非常にありがたい」

 バスが通る堀戸大橋交差点から県道705号工業団地入口を結ぶ都市計画道路渋沢駅前落合線の一部は2010年秋に完成した。地元自治会からは完成前から「バスを走らせて欲しい」との声があった。同課でも、2004年からバス路線の開設の要望を、事業者である神奈川中央交通株式会社に出していたという。

 道路が完成してから3年余りで運行開始となった。同社の永山輝彦計画課長は「道路完成後、住宅の貼りつきなど周辺住民の推移を見てきた。秦野市からの要望もあり、また住民も増えてきたことから、運行開始することとなった。地域の方々にぜひ利用してもらいたい」と話している。

 戸川三屋自治会連合会の前尾國彦会長は「非常にありがたい」と運行開始を喜ぶ。高齢者も多くなった同地区には、既存のバス停では一部の住宅地からは距離があり、利便性に欠けるという声もあったという。今回の新規運行でバス停も増え、前尾会長は「かなり便利になった。これから人も増え、もっとよくなっていくのでは」と期待を寄せる。

 新規開設を記念し、堀戸大橋横のとかわしもがわら公園で26日の午前10時から安全祈願祭が行われる。

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