神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

“100日連続マラソン”完走、トミーこと 渡辺富夫さん 南区新磯野在住 66歳

公開:2011年1月20日

  • LINE
  • hatena

走りに走って”トンデモ記録”

 ○…なんと42・195Kmを100日連続走った。「『継続は力なり』という言葉は好きです」とサラリ。およそ30年ほど前に「趣味の山登りのために」と、始めた簡単なジョギング。いつの間にかのめり込み、85年にはフルマラソンを走るまでに。そしてついに100日連続…。安堵感を噛み締めつつ、1月9日、仲間に見守られ、大きな記録を達成した。

 ○…千葉の南の山間部、現在の鴨川市が生まれ。相模原は29歳のときから。新宿まで、小田急線の満員電車に揺られるサラリーマン生活。仕事をしていた当時でも、朝30分ほど近所を走っていた。ランニングできない日はいつも、つり革につかまり”爪先立ち”で1時間ほどのプチトレーニング。「20年前に買ったスーツが今でも着られるんです」。20代の時よりも、今の方が痩せているそうだ。

 ○…共通の趣味”山”で、出会った奥さんとは、今年で結婚40年目。マラソンを本格的に始めたのも元々、誘われて、見学したジョギングクラブがきっかけ。「片方がマラソンにのめり込んで、離婚する夫婦はけっこういるんですよ(笑)」。しかし、同じ趣味があったおかげか、家族との時間は自然と増えた。今回の100日連走には、毎日弁当を用意してくれ、伴走者としても貢献。何かと口を付いて出る「妻に…」と言う言葉から、愛情が伝わってくる。

 ○…「10月の後半は辛かったね」。けれども、この挑戦の企画者や賛同者、達成を証明してくれるために共に走る仲間を考えると、止めるわけにはいかない。積み重ねていくことの意味を信じ続けた。「世界記録だろうから、ギネスブックに申請を出そう!」と、周囲は盛り上がる。「それには、何十万とお金がかかるという話もあって…」。”これだけのマラソンをこなした”、そんな胸の中に光る勲章があれば満足のようだ。それに、「大金がかかるのは妻が承知してくれませんよ」。
 

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

御手洗 理英さん

4月1日付けで相模原市美術協会の会長に就任した

御手洗 理英さん

矢部在住 64歳

5月2日

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook