さがみはら中央区版 掲載号:2011年9月15日号
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来月7日に大人向け紙芝居ライブ「うかれ紙芝居」を開く 本多 千賀子さん 中央区在住 56歳

表現が生む 一度きりの楽しみ

 ○…相模原市立図書館で月1回かみしばい会を開催している「紙芝居ほっこり座」の代表を務める。同館主催の紙芝居講座に講師として参加した際に、活動に協力したいと集まった受講者約20人が座員となった。実演、イラストの構想や制作、脚本も手がける。「紙芝居って、日本のオリジナルメディアなんですよ」。約80年前に日本で誕生し愛されてきた文化の普及のため、奔走する。

 ○…宮城県仙台市出身。結婚を機に相模原に来て、紙芝居と出合う。地域のサークルに誘われたことがきっかけだった。初めて演じたとき「これは私に向いている」と即座に思った。観客の前で劇を繰り広げる紙芝居はまさに生のライブ。同じ物語でも観客によって反応が変化する、その場限りの楽しさにやみつきになった。自己満足で終わることなく、客観的な評価を求めコンクールにも出場。今夏には、国内外から応募があるコンクールで準グランプリを受賞した。

 ○…イベント出演や作品制作、普段の主婦業に加え、最近では狂言を都内で習っている。紙芝居と同じく日本の伝統芸能だが、歴史が長い分「奥がとっても深いんです」とにっこり。能面や舞台装置、メイクなどを使用しない狂言では、観客は物語の設定や流れを演者の言動で理解する。表現力が試される世界は難しく感じることもあるが「面白くてしょうがないです」と楽しそうな笑顔を見せる。

 ○…「悲しい」という感情一つとっても、自分の経験と登場人物の気持ちとを照らし合わせ、パフォーマンスを模索する。パターン化した方法ではなく、自分にしかできないことが表現の本質だと熱く語る。試行錯誤を重ね観客に伝わったときの一体感は、何物にも代えがたい喜びだ。表現が生み出す一度きりの楽しみをもっと広めるため、今日もセリフに心を込める。
 

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