さがみはら中央区版 掲載号:2012年2月16日号
  • googleplus
  • LINE

ロンドン五輪出場を目指す110mハードル選手 佐藤大志(ひろゆき)さん 青山学院大学3年 21歳

勝負の年 夢の大舞台まで僅か

 ○…今シーズンの自己ベストは13秒67。ロンドン五輪の参加標準記録A(13秒52)まであと僅か。「良い形で終えられた。52を目指せる位置まで来ている」。4月上旬にスタートする来シーズンでは、早々に開催されるグランプリシリーズでA標準のタイムを切るつもりだ。一昨年、昨年と比べて「今はすべてにおいて良い。着実に力が付いている実感がある」。淡々とした語り口に熱い想いがにじむ。

 ○…足に自信があったことや姉の影響から、中学で陸上部へ入部。3年生から始めたハードルで県大会2位を収める。高校でも徐々に成績を伸ばし、3年では念願のインターハイに出場。しかし結果は準優勝。「1番になったことがなかった」。常に自分より上の者の背中を追いかける競技人生。「頑張らなきゃ、一番にならなきゃという気持ちが原動力」でやってきた。

 ○…理工学部に通う今は、人間の構造がわかる生命科学が興味の的。春を迎えれば研究室配属となり、さらに忙しい毎日が待っている。競技と勉学との狭間での息抜きは「友だちとのごはん」。シーズンオフ中は週5日、1日4時間程度、集中してトレーニングをこなす。憧れや目標とする選手はいない。「それを目標にしては上へ行けないから」とあくまでストイック。でも「妥協はあると思う。パンクしちゃうから」とはにかむ。

 ○…昨秋、全国大会で初のタイトルを勝ち取る。「周りから『できる』と言われていたから嬉しさよりもほっとした」。しかし頂点に立ったおごりは微塵もない。ベストタイムも結果としてついてきただけ。「最低で13秒52と思っている。立ち止まっている暇はない」。卒業後に自身が歩む道も今年次第と、学生最後の1年を勝負の年と位置づける。「夢はオリンピックで決勝を走ること」。自らに厳しく前を向き、大舞台行きのチケット奪取を目指す。
 

さがみはら中央区版の人物風土記最新6件

福田 昭三さん

任意団体「神奈川県地球温暖化防止活動推進協議会」の会長を務める

福田 昭三さん

4月5日号

杉山 愛莉さん

卒業制作「大猫(びょう)行列」がギオン相模原大賞、女子美術大学卒業制作賞を受賞した

杉山 愛莉さん

3月29日号

鈴木 雅彦さん

地元相模原で生まれ育ち、初めて剣道最高段位「八段」を取得した

鈴木 雅彦さん

3月22日号

佐栁(さなぎ) 慶さん

4月に障害者サッカーチームを発足させるNPO法人アクティブスポーツで副理事長を務める

佐栁(さなぎ) 慶さん

3月15日号

山本 悟さん

水彩画の作品展を通じ相模原市へ寄贈を行う

山本 悟さん

3月8日号

高倉 豪さん

市立環境情報センター所長を務める傍らトライアスロン選手としても活動する

高倉 豪さん

3月1日号

さがみはら中央区版の関連リンク

あっとほーむデスク

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年4月5日号

お問い合わせ

外部リンク