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相模原市青年工業経営研究会(青工研)の会長に就任した 吉田 英訓さん 淵野辺本町在住 39歳

公開:2012年4月5日

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積極性で時流を掴む

 〇…4月より、青工研の新会長に就任した。満42歳以下の経営者らで自らの事業や市内工業の諸問題を討議・研究し、情報を共有している。厳しい時代だからこそ、「視野を広げ、世間のニーズを掴むことが重要」と考え、「着眼大局〜時代の流れをつかみとれ〜」を新年度のテーマに定めた。

 〇…大学を卒業後、会社員を経て、父が創業したアウトソーシング業を手掛ける(株)ミヨシ・ロジスティックス(下九沢)に入社。現在は副社長を務める。入社間もない20代の頃、創業者の二代目は苦労を知らず会社をダメにする、といった世間のイメージが嫌だった。そこで、「自らの力で成果をあげたい」との思いで、デイサービスの新会社を設立した。しかし、異業種参入の壁は高く、がむしゃらに働けども思うように成果が上がらない日々が続く。初めて経営者の大変さを思い知った。

 〇…デイサービス事業を行う中で気づいたことがある。利益追従ばかりでは、逆に利益が上がらないということ。いかに顧客に喜んで貰えるかを一番に考えたのち、事業も軌道に乗った。相手のニーズをいかに掴むかを教えてくれたのは、デイサービスを利用する老人の言葉だ。「学ばないと自分で決めつけなければ、どんな人からも学べる点があるのだよ」。

 〇…「着眼大局」の具体的な施策として、青工研では今年度、海外研修を実施する。世界の動向を肌で感じ、中長期の経営戦略に活かす考えだ。世界に誇る日本の技術を学ぼうと国内研修も計画している。「外に出ることでの発見はたくさんあるはず」と目を輝かせる。8歳の息子が一週間で逆上がりを覚える姿を見て、困難に挑戦する勇気も貰った。「できないことを短時間で克服する子どもは凄い」。積極的な姿勢と柔軟なアイデアで今の時代を力強く走り続ける。
 

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