神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

箱根駅伝に出場する、青山学院大学陸上部・主将 出岐(でき)雄大(たけひろ)さん 社会情報学部4年 22歳

公開:2013年1月1日

  • LINE
  • hatena

背中で語る”レジェンドへ”

 ○…「4年間で一度でも箱根を走れればいいか」――。入学した当時は、新入生部員の中でも12番中7番目のタイム。しかし、その時からわずか半年足らずで、箱根デビュー。2年の時には、「エースの風格が出てきた」と原晋監督からお墨付きをもらい、「花の2区」を颯爽と駆け抜けた。そして、昨年。フレッシュグリーンのユニホームは、ぐんぐんと前へ。他校のエース9人を追い抜く圧巻の走り。「みんな同じ人間。コツコツと練習を積み重ねてきただけです」。キャプテンとして、超(スーパー)エースとして、明日・明後日、最後の箱根路へ挑む。

 ○…長崎市の出身。地元では急な坂道が多く、階段の上り下りが足腰の強さに繋がった。高1まではサッカー部に所属していたが、ある日、長距離走のタイムが陸上部監督の目に留まった。「入部してくれとは言わない。その日だけ、走ってくれないか」。母校の駅伝チームの一員として大会に駆り出された。”途切れないよう、そして少しでも早く仲間のもとへ”。決して強いチームではなかったが、一本のタスキへ込められたチーム全員の思いに、駅伝の素晴らしさを知った。

 ○…学部は東京・青山キャンパスで授業がないため、4年間相模原キャンパスへ通った。趣味は読書。ジャンルを問わない”雑食系”で、町田駅周辺の書店へ寄っては、4軒・5軒はしごをしてしまうことも。

 ○…昨年春に足首の怪我をし、「苦しいことが続いた」今シーズン。チームを上手に、まとめられていないと感じたこともあった。「いい走りができないと、チームメイトを鼓舞しても説得力に欠ける。背中で語れないと誰もついてきてくれない」。自分の走りを取り戻すための夏合宿へ挑んだ。そして、10月、チームは出雲駅伝を初制覇。箱根優勝を果たせば、こちらも大学初の快挙だ。後続を置き去りにする、主将の凛々しい背中――。青学のレジェンドとなれるか?明日、号砲がならされる。
 

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook