神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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「中央区の歌」の楽曲最優秀賞に選ばれた 河本 須美さん 東淵野辺在住 56歳

公開:2014年10月9日

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曲に込めた 地域の温かさ

 ○…区の魅力づくり事業の一環として進められている「中央区の歌」。その楽曲最優秀賞に、146点の応募作品の中から選出された。楽曲は「誰もが笑顔で」「希望またたく」などのフレーズから、人と人とが繋がり合う温かさをイメージして作曲。区の一体感をテーマに、子どもからお年寄りまで幅広い世代が口ずさめるようなメロディとなるよう工夫を凝らした。制作期間はおよそ1カ月。受賞の知らせに、「応募から期間が空いていたので、余計に嬉しかった」と笑顔がはじける。渾身の楽曲は、今週末の相模ねぶたカーニバルで披露される。

 ○…吉祥寺生まれ。音楽好きな両親に連れられ、幼い頃からよくコンサートへ足を運んでいた。家に帰れば、シューベルトなどのクラシックが流れる生活。少女は自然と音楽の道を志していた。高校卒業後は、国立音大へ進学。その後都内の小学校で音楽の専科教員を務め、結婚を機に相模原へ。現在は地域の女声合唱団に所属。今回の楽曲の応募は初めての試みだったが「音楽を通して地域に貢献を」という大学教授の教えのもと、その体現の場としてチャレンジした。

 ○…2人の息子を持つ母。子どもとは周囲も羨むほど仲が良く、何でも言い合える間柄。次男は千葉にある大学院へ進むため今年4月から一人暮らしを始めているが、「心配で心配で。ちゃんと栄養つけたご飯を食べているかな」と毎日気がかりで仕方がない。だからこそ、たまの帰りにはあさりのパスタなど手の込んだお袋料理で出迎える。

 ○…高校まで過ごした生まれ故郷は、再開発が進み大きく様変わりしていった。発展とともに利便性が増す一方、近所付き合いも希薄になっていき、寂しさを覚えた。だからこそ、人や地域との繋がりを人一倍大切にしたいと感じた。この曲も、そんな思いが表れた一曲。「地域の温かみを改めて感じ、区民の絆が深まってくれたら嬉しい」

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