神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

神奈川県司法書士会相模原支部の新支部長に就任した 田中 等さん 南区上鶴間在住 47歳

公開:2015年6月11日

  • LINE
  • hatena

司法の世界「ニーズに対応」

 ○…「登記・供託」「裁判事務」「成年後見業務」や、市民の身近な暮らしの法律トラブルを解決する司法書士。このたび、神奈川県司法書士会相模原支部の新支部長に就任した。市内71人の司法書士をまとめる立場として、「地域に根差した活動をしつつ、5士業での連携を密にして市民のニーズに応えていきたい」。時代とともに変わりゆく法律と顧客の相談内容の間に立ち、要望に応えていく。

 ○…相模原生まれの相模原育ち。中学の頃、父親が倒れて実家の製麺業を辞めたことをきっかけに、「自分の事は自分で」との精神が身に付く。高校は新聞配達をしながら通い、大学も奨学金を申請しアルバイトに励んで自ら授業料を捻出した。「せっかく大学に入ったのだから、授業を聞くだけではもったいない」とサークルも公務員向けの勉強会へ入会。一直線に勉学と向き合った。卒業後は県庁へ。「お金を使う時間もなかった」というほどの激務をこなす中で、公務員のままでは自分の起案が実現しにくいという現実を感じ、一念発起。貯蓄を切り崩して、1年半の「気が変になる」ほどの猛勉強の末、司法の道に飛び込んだ。

 ○…「3日走らないと自責の念が…」とこぼすくらい日々の生活でランニングは欠かせない。お気に入りは境川沿い。喫煙を辞めたのを機に走り始め、毎年静岡で開催の「しまだ大井川マラソン」に向け自己ベスト更新をめざしている。目標は3時間切り。他にも英会話、漢検2級取得など「やらなきゃいけないことがたくさん」とどこか楽しげだ。

 ○…「得る人」「失う人」など、両面からの立場になれる双方代理が可能な司法書士として、様々な人と向き合う日々。重要視するのは「お客様と同じ目線に立つ」こと。「法律で一番良い方法が、その人にとって必ずしも一番の結論じゃない」。司法書士の業務の理解を広げるとともに、気軽に相談してもらえる様に、イメージ改革を行っていく。

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

御手洗 理英さん

4月1日付けで相模原市美術協会の会長に就任した

御手洗 理英さん

矢部在住 64歳

5月2日

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook