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「第1回相模原ママレンビューティーフェスタ」を開催する 藤上(とうじょう) 尚美さん 中央区在住 44歳

公開:2016年3月3日

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ママたちの自分磨き応援

 ○…趣味の延長やお小遣い稼ぎではなく、本気で起業をめざすママを応援する一般社団法人全日本ママ起業連合会の相模原アンバサダー(大使)として、「美」と「食」をテーマにママを対象とした交流イベントを開催。相模原では初の試みで、準備に苦心しながらも「主婦の方には、自分の時間をつくる機会に、起業ママには、ビジネスのネットワークを広げる機会にしてほしい」と笑顔を見せる。

 ○…専門学校を卒業後、舞台設備を手掛ける会社でアルバイト。しかし、重い機材を運ぶことが多く、女性の自分が足を引っ張っていると感じることもしばしばだった。そこで、女性であることを生かそうと、以前から興味があった化粧品業界に飛び込んだ。個人店勤務を経て、大手化粧品メーカーに就職。女性の肌やメークの悩みを聞きながら、化粧品を販売する美容部員として、同社で初めてドラッグストアに常駐し、試行錯誤を重ね、驚異的な売り上げを叩き出した。その後、出産を機に退職。子育てと仕事の両立をめざし、転職を繰り返しながら、メークセラピストなど様々な資格を取得。同法人にかかわるようになり、起業ママとして、子育ても仕事も充実させる意を強くしていった。

 ○…11歳の娘には「いつも遊んでもらっている」と白い歯がこぼれる。最近の趣味はスケート。昨年は銀河アリーナに週3回通い、日本スケート連盟のバッジテスト(競技能力検定)に合格するまでに。今年はイベントの準備で忙しく、まだ滑れていない。再び娘と一緒にマイシューズを携え、リンクに行く日を夢見る。

 ○…「もっと自分に時間とお金をかけてほしい」。ママたちに根付いている「自分は二の次」の意識が女性の社会進出の足かせとなっていると懸念を抱く。だからこそ自分を磨くことが、社会に出ていくエネルギーになることをイベントや仕事を通して伝える。ママたちが今後の日本経済を支える一助になることを願って。

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