さがみはら中央区版 掲載号:2016年6月30日号
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4月から神奈川県タクシー協会相模支部相模原地区会の会長に就任した 大畠 雄作さん 南区御園在住 50歳

時代を読み難題に挑む

 ○…所有車両約480台、相模原市内に拠点を置く18事業所を束ねるトップに就く。昨年まで、同地区会の事務局長を10年以上に渡り務めたこともあり、まとめ役には抵抗はなかったが、そこはやはり会長。「改めて身が引き締まる思いだった」。時代の変化に左右されやすいタクシー業界。進む先には人手不足など、一筋縄ではいかない難題が待ち構えるが「先輩方が培った伝統を生かしつつ、時代に即した事業を行い、課題を解決したい」と意欲を見せる。

 ○…前職はホテルマン。些細なミスも許されない厳しい職場で、サービス業の精神を叩き込まれた。大きな転機は、職場で出会った現在の夫人と結ばれたこと。結婚を機に夫人の父親が営むタクシー会社へと転身。当時は「サービス業としてのタクシー」という認識が薄く、乗客に対し横柄な態度を取る運転手も少なくなかったが、専務として根気強く社員を説得し、接客態度の改善に取り組んだ。転職から10年、社長に就任すると同時に同地区会に加入する。事務方として行政とのパイプ役を担い、タクシー乗り場のルール作りに奔走。誰もが心地よく利用できる環境を整備し、会を縁の下から支えた。

 ○…「仕事人」だった先代を見習い、ほぼ年中無休で働く。仕事を早く切り上げてたまに行うゴルフは束の間の休息。ただ、リフレッシュ目的で行くはずが、上手くいかないとストレスを募らせることも。「これじゃあ、仕事の方が落ち着くのかも」。こんなところまで先代に似ている。

 ○…タクシーはあれど、担い手がいない。そんな状況を案ずるほど、人手不足は深刻だ。そんな難題に対し「できる範囲で待遇面を改善する。その上で、業界のイメージアップに取り組んでいく」と、課題解決への確かな筋道を示す。トップとして、時代の流れを的確につかみ、押し寄せる荒波を乗り越えながら、会を牽引していく。

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