相模原市議の宮崎雄一郎氏(51)は1日、けやき会館で記者会見を開き、来年4月の統一地方選で行われる市長選に無所属で立候補する意向を表明した。同日、所属会派の自民党相模原市議団を離団した。
本紙の取材に対し宮崎氏は、現在の加山俊夫市長(73)の市政運営について「政令市への移行やリニアの新駅設置など、加山市長をはじめとする先人の方々により礎が築かれてきた」と評価。一方で「長期政権になると行政が停滞していく。市政にも活性化が大切で、民間企業での勤務経験などを新たな市政に活かしたい」とし、組織の活性化や行政運営の迅速化をめざす方針を示した。加えて、教育や地場産業の育成、観光振興や、高齢化社会に対する財政再建などに重点を置く考えも明らかにしている。
宮崎氏は「多くの皆さまにご支援を頂いた。準備が整い次第、正式に会見を開かせて頂きます。全ての市民のため、市民党として幅広い翼で進めてまいりたい」とした。
宮崎氏は相模原市出身。県立相模原高校、明治大学政治経済学部を卒業し、1990年に日本航空(JAL)に入社。国際線の機長を務めた後、2015年に市議選に出馬し初当選した。
なお今回の市長選への出馬表明は同氏が初めてで、現職の加山市長は4選への意向を明らかにしていない(7日起稿)。
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