さがみはら中央区版 掲載号:2018年11月15日号 エリアトップへ

企画展「路地裏の猫屋」を主催する 白井 光可(みつよ)さん 上溝在住 51歳

掲載号:2018年11月15日号

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「一から作る」を生業に

 ○…自分を一言で表すなら「猫のクラフト作家」。千代田に構えた工房で、日常で使える雑貨、工芸品を主体に制作。猫や動物をモチーフにしている以外、技法にも素材にもこだわらず、常に新しい作品に挑戦し続けている。2008年に工房を開き、精力的に毎年行ってきた企画展「路地裏の猫屋」だが、10年目を迎え今年を節目に幕を下ろす。

 ○…結婚を機に28歳で相模原に。そこで、「地域の人と関わる場となれば」と始めたのが企画展だった。「猫」に焦点を当てた珍しさも手伝って、県外から訪れる人も多いことから「相模原の美味しい飲食店や、魅力的なお店を知ってほしい」という思いで市内各所のマップを作成しパンフレットに掲載。自転車で走り回って調査し作り上げただけに情報満載と手にした人からの評価も高い。マップは企画展の度に更新しており、「大変だけれども、新しいお店を見つけるのは宝探しみたい」と顔をほころばせる。

 ○…出身は東京都大田区。小さいころから、ものづくりが好きで、おもちゃも人形も手作り派。おもちゃ屋で売られている完成品には興味がない子どもだった。誕生日やクリスマスには両親から「お願いだからプレゼントに何が欲しいか教えて」と懇願されるほど、欲しいものは何でも作った。「『一から作る』というのを仕事にしたい」という気持ちを、幼いころのおもちゃづくりをきっかけに抱き続けていた。

 ○…一区切りを迎える企画展。参加する作家も訪れる人も増えたタイミングでの終了は「新しいことに挑戦する準備期間のため」。10年を振り返り、より地域と関わる活動をしたいという思いが湧き上り決断に至った。「一から作る」。その思いは変わらないまま、新たな「路地裏の猫屋」の開催へ、魅力を蓄え続ける。
 

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