サークル「わらべうたボランティア『つくしちゃん』」の代表を務める 大橋 千景さん 淵野辺本町在住 61歳
わらべうたの魅力を伝承
○…「昔ながらの生活の知恵や季節の行事、伝統などが言い伝えられ、とても奥が深い」と魅力を紹介する「わらべうた」。お手玉やまりつき、鬼ごっこなど幼児を対象にしたものと、母親や赤ん坊に対し、遊びながらコミュニケーションのツールとして使うものがある。橋本図書館を拠点に活動する「わらべうた」の活動は、第1・3水曜の午前11時から0〜1歳児乳児の親子を対象に行う会が中心。毎回、10組以上の参加がある。「赤ちゃんやお母さんの楽しそうな姿を見るのが一番。毎回多くのお母さん方から、私たちも元気をもらっている」
○…2013年、橋本図書館のわらべうた講座の受講生18人が集まり結成した。サークルには設立当初から参加し、2年目から代表を務める。年々、会の活動も広がり、図書館や公民館の各種イベントや地域の保育園などにも出向いている。「参加したお母さんが、サークルの手伝いをしてくれるケースも多く、人と人との繋がりが、ここの特長」と目じりをさげる。
○…長年、市内保育園で保育士として勤務し、ここ数年は特別支援学級に通う小学生から高校生までが集まる「放課後等デイサービス」の支援員として働く。「相模原は子育てに関する環境も整備され、都会と田舎の良い部分が共存する子育てがしやすい街。特に人間が温かいのが好き」と話す。
○…「子育て広場」の代表など、市内で様々なボランティア活動に従事する。「最近は情報過多になりすぎ、お母さんが頭を悩ますケースが多い」と指摘。「ここには50代から70代までの子育ての先輩が大勢いる。直に話をすることで気持ちが楽になるので、悩みがあれば遊びにきて」と呼び掛けた。
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